雨の日も晴れの日も、僕ら。

日々のあれこれを綴りながら、楽しく生きたい。 

あたしの知ってる「さきちゃん」も、この続きに加えてほしいくらい。

 

先週買った本の2冊目を読みました。 

さきちゃんたちの夜 (新潮文庫)

さきちゃんたちの夜 (新潮文庫)

 

 

「さき」という名前の

いろんな女性が主人公の短編が

5編収録されてました。

 

期待以上におもしろかったです。

 

「スポンジ」と

さきちゃんたちの夜」が

好きかな。

ううん、でも、全部好きかも。

 

大好きだった人を

亡くしたこともないのに

そういうお話を読むと

かなり泣ける。

 

自分も

今までに亡くしたあの人たちを

ほんとは

すごく好きだったのかな?

だから、こういう話で泣けるのかな?

と思い返してみても・・・

 

全然そんな気はしないけど・・。

それもひどいと思うけど・・。

 

 

 

あたしの人生にも

強烈な「さきちゃん」が

関わっているので

この短編集の続きに

加えてほしいなって思った。

 

毎日一緒にいるときは

本当にいやだったけど

あたしが退職して離れてからも

それなりに交流して

始めは何回か会ったりもした。

 

会社の、2年下の後輩で超問題児で

入社したときから

まったく言うことを聞いてくれず

良く言えば

自分をしっかり持ってたんでしょうか。

 

「会社で働くということは

こういうことだ」

みたいな、たとえば

「8時始業といったら5分前には

出社してて、8時から仕事を始める」

みたいなことを言っても

 

「8時にタイムカードを押せば

遅刻じゃありませんよね?」

みたいな。

「早く来てもその分お金もらえる

わけじゃないですよね?」

みたいな。

 

残業する必要のない日に

自分の予定が19時からあって

それまで時間つぶすために

残業します。

みたいなこともあったし。

 

もう他にも

そんなこと言う?っていうことが

山ほどあった。

 

ほんとに手を焼いてて

なんで毎日この子と一緒なの?

って思ってたけど

 

自分が退職したあとも

なんとなく気がかりで

たまに連絡を取り合ってた。

 

ここ数年は

会って話したいことがあるって

いつも言ってて

だけど遠いから会えなくて

人に言えない悩みがあるって

悩んでて

でも会えなくて

 

去年、結婚したって

連絡をもらったから

もう、あたしの役目も

終わりだわって思って

 

なんの話も

聞いてあげられなかったけど 

手を離しちゃった。

 

毎年送ってた

誕生日のメールも送らなかった。

 あっちからも来なかった。

 

ちょっとほっとした。

別に、誰に頼まれて

繋がってたわけじゃないけど。

 

なんとなく

あんなふうに会社を辞めさせられて

自分がしたことが悪かったって

Emilyにも酷いことたくさん

言ったねって

年齢を重ねるごとに気付いて

だんだん優しいメールを

くれるようになったさきちゃんを

話したいことがあるって

会いたがってくれるさきちゃんを

無視することができなかった。

 

だけど

もう大丈夫かなって思って

きっと近くにいるだんなさんが

味方になってくれるでしょうって

勝手に思って

手を離したさきちゃんのことを

 

この本を読んで

ちょっと思い出したー。